転職に成功や失敗というフレーズはつきものですが、これは医師の転職においても基本的に相違ありません。転職活動に関しては、個人それぞれの考え方があるため一概に何が正しいとハッキリしたお答えを返すことは難しいかもしれませんが、それでも様々なリスクを軽減するための働きかけを行うことはとても大切です。
そこで、今回は後になってから「失敗した」と感じることのないよう、医師転職の際に弁えておいていただきたい3つのポイントについてご紹介したいと思います。

失敗してからでは遅い医師転職

失敗してからでは遅い、という経験は皆さんも一度や二度は感じられたことがあるのではないでしょうか。
後悔先に立たずという言葉の通り、後になってから反省を促されたことは皆さんもあると思います。
失敗には大きく分けて2つのパターンがあると考えることができます。1つは失敗を成功の糧にできるパターン。失敗はしてしまったけれど、二度としないようにしようとポジティブに向き合えるパターンです。2つ目は失敗した体験がそのまま尾を引くパターンです。気持ち的には折り合いがついても、現実的には過去に戻ることができませんから、先々まで響いてきます。
また、医師転職は1度の体験が将来的なキャリアへと結びついていくもの。安易に転職をすることができない場合も多く、一度失敗すると取り戻すことが非常に厳しいのです。転職なんて誰でも気軽に行うものだから…と簡単に考えてしまうと、後になってから「取り戻しのつかない状況」に追い込まれてしまう可能性もありますので、気持ち的に意識して頂きたいところです。

①あらゆる方法で情報を収集すること

では具体的なポイントの紹介に進んでまいりますが、1点目は情報収集に関する事です。医師転職に関しては、これまでも多くの経験ある医師が転職する際に必要なこととして「事前の情報収集を怠らないこと」を挙げています。情報収集は詳細であるほど良いとされますが、具体的にはご自身のキャリアプランに関する事情や、診療科目別の市場動向、希望する勤務地の医療情報全般などが挙げられます。情報を探す方法は様々で、人に聞く、ネットで検索する、医師専門コンサルタントなどに相談するといった方法をとる事も可能です。いずれにせよ、様々な方法を駆使してでも「より多くの情報を収集する」方が、転職に有利になることは間違いありません。

②転職前に実際に病院へ足を運ぶこと

2点目として挙げたいのは、転職前には実際に希望する医療機関へと一度足を運ぶことです。多くの医師は、ドクター転職サイトを利用する際に数多くの求人情報の中より希望する案件を探しだします。あるいは、紹介してもらう機会も少なくはないでしょう。そこでは、掲載されている様々な条件面、待遇面に関する部分から、相手先医療機関が求めている医師像、ご自身のスキルとのマッチングなど、細かな部分まで確認し合う作業が続くわけですが、実際には面接に至るまで相手先の医療機関に足を運ぶ機会がない、ということも少なくありません。しかし、あなた自身が満足いく転職を行おうと思えば、面接に至るまでには希望する病院に足を運び、体感してみることが大切です。病院の雰囲気、スタッフや医師を見れば自ずと感じることもあると思います。緊張感が強く、厳しい状況にあるのか、あるいは比較的スタッフ同士の仲が良く、連携が上手にとられているのか、何かしら感じることができるでしょう。実際に、私たちは条件面の合致だけで働いているわけではありません。働きやすさ等も、非常に大きなファクターなのです。

③医師転職サイトを積極的に利用すること

3点目は、医師転職サイトを活用することです。転職と言えば、紹介を思い浮かべる方も多いと思いますが、ご自身の納得いく転職をと考えておられるのであれば、まずは医師専門の転職サイトを利用することがお勧めです、登録や利用にかかる費用は無料であり、相談などにも気軽に応じてくださいます。そのサイトで転職を決めなければいけない、という訳でもありませんので。まずは情報収集や、自身のキャリアに関する相談を兼ねて一度利用されてみることをお勧めします。